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おくすりだけで治るでしょうか?
今テレビやネットなどで「うつ」の治療として主に取り上げられるのは、SSRI、認知行動療法、休職などでしょう。勿論これらで治るケースもありますが、すべてそれでOKでしょうか?「うつは心の風邪のようなもの」などと言われますが、本当にそうでしょうか?この言葉はたぶん、深刻に考えることなく治療に取り組みましょう、という意味なのでしょう。でも「うつ」に見られるのは、そんな単純な側面ばかりではありません。
人間の感情や知能は、高度に分化した複雑なものです。私のクリニックに通うある方が、ある日「うつが軽くなりました」とおっしゃいました。くすりが効いた?!と思いましたが、なんと!「彼氏が病気の事を理解してくれて、よく話を聞いてくれるようになったんです(笑)」との事。
私の経験では、身近かな人の支えはくすり、セロトニンと同じように、あるいはそれ以上に効く場合が少なくありません。これはうつに限らず、統合失調症などにも言える事です。
こころの薬は昔からありました。でも今の治療のように、まず症状アンケートのようなスケールで点数を出し、決められた順番に薬を3カ月ずつ使うなどという発想はありませんでした。効かない薬を何ヶ月も使い続けるという発想もありませんでした。
こころの不調の治療方法は、薬物療法だけではありません。症状を改善し、再発を防止し、日常生活や社会生活を円滑におくるために欠かせないのが薬物以外の治療法です。
これにより、薬剤の減量や服薬期間の短縮化が可能な場合もあります。軽い症状の場合には、薬物なしの治療も可能です。さらに、家族関係、人間関係、仕事以外の生きがいやよろこびなど、より豊かな生活の実現などへの効果も期待できます。
当院では薬物以外に、音楽セラピー・ダンスセラピー・絵画療法などのアートセラピー、アロマセラピー、カウンセリング、グループセラピー、セミナーなどの治療法を積極的に取り入れています。詳しくお知りになりたい方は、ご予約のうえご来院ください。当院カウンセラー、ケースワーカーがご説明いたします。(すべての方で減薬が可能なわけではありません。服薬の継続が必要な場合もあることをご承知おき下さい。)
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