

心の不調の根本的な解決と再発防止は、お薬だけでは困難な場合が少なくありません。このために当院では、お薬以外の治療を積極的におこなっています。カウンセリングでは、あなたがカウンセラーとかたり合い、よい人間関係を築くことを通じて、こころの健康と自己実現を目標とします。
認知行動療法
認知行動療法は、アーロン・T・ベック博士が提唱した治療法で、出来事に対してつい考えてしまうことが、気持ちや行動に大きな影響があるとみなしています。その考えを見直すことで、様々な症状を改善する療法です。
イギリスではすでに、認知行動療法は国の保険適応として認めらています。さらにうつ病対策として300億円もの国家予算を投じ、7年間で1万人の認知療法家を増員するというプロジェクトが進められています。 様々な症状に対して、どのようなアプローチが有効か統計的に研究され、再現性が高いのが特徴です。
当院では、認知行動療法をリワーク、カウンセリングの柱にしています。
EFT(エモーショナル・フリーダム・テクニック)
EFTは、ゲアリー・クレイグ氏によって開発されたセラピーです。東洋医学で用いられるツボをタッピングしながら行い、感情に対する鍼灸とも言われています。短時間で怒り、恐怖、イライラ、悲しみ等、心の痛みを和らげることができるのが特徴です。
高牟禮は、このEFTと認知行動療法を組み合わせたアプローチを、5年以上当院で行ってきました。このアプローチは、新しい考え方を身につける際にありがちな違和感がなく、とても自然です。新しいシャツなのに、最初から身体に馴染み、心地良い体験をすることに似ているかもしれません。
ハコミセラピー
ハコミセラピーは、ロン・クルツ氏によって開発されたトランスパーソナル心理療法のひとつです。クライエント中心療法、フォーカシング、ゲシュタルトセラピー、NLP、バイオエナジェティックス等、様々なこころやからだへのアプローチを取り入れ、創出されました。
マインドフルネスという心の状態をセラピーに活用する、様々なアプローチを持っているのが特徴です。そのアプローチは穏やかで、クライエントさんに負担をかけません。こころと身体のつながりを大切にし、心因性の身体の痛み、根深い思い込み(コアビリーフ)等を穏やかに変容させていきます。
フォーカシング
フォーカシングは、元シカゴ大学のE.T.ジェンドリンが開発した「からだの感覚を通して心の声を聞く」心理療法です。
からだや気持ちのどこかでなんとなく感じていながら、言葉にならないからだの感覚(フェルトセンス)に注意を向け、その感覚が発するメッセージから、新しい発見や癒し、問題解決へと導きます。
記憶や過去を掘り起すことなく、思考や知性からでは得られない"今感じられる"からだの知恵に耳を傾けます。
悩みや問題の具体的に話さなくても、フェルトセンスに向かい合うことで、悩み事から距離を保てる自分になっていけるのです。